ピアノの防音について
ピアノの防音について
ピアノ調律ご訪問時に防音のコツなどお気軽にご質問下さい。
- ちょっとした工夫とコミュニケーションで防音対策を。
デジベル(dB)とピアノのダイナミックレンジ
- 人間の耳は木の葉の落ちるわずかな音から、ジェット機の発信音まで、聞き取れる範囲はけっこう広くて、いちいちその数字を上げると混乱するので、音圧を対数比を用いた数字・・デジベル(dB)で表します。たとえば虫のなき声や深夜の郊外をdBで表せば約30dB、ジェット機の発信音(楽器ではエレキギター)が120dBとなります。
- ピアノは27.5Hzから4186Hzまでの音域をカバーし、たいへんダイナミックレンジ(ピアノの出せる最も大きな音と、最も小さな音の間の幅)の広い楽器です。dBとphone(ラウドネス曲線)・・人間の耳の特性にもよりますが、約70dBから100dBでかなりの音圧レベルです。
音の伝わり方
- 音の伝わり方には二種類のタイプがあります。
窓やドアなどの開口部やスキマ、窓ガラスを振動させることによる・・空気伝搬。マンションなどでは建物の構造体を通して伝搬する・・個体伝搬があります。
この基本をふまえて、音もれ対策をしてみましょう。
音のエチケット
- 「ピアノ」という楽器はもともと音を楽しむものなのですが、使い方によっては近所の迷惑にもなりトラブルの原因ともなってしまいます。音のエチケットとは、演奏される方が自分の弾くピアノの音量を適切にコントロールすることと、近隣とのコミュニケーションを大事にすることです。
- 近所には夜勤の人、受験を控えた方などおられる場合があります。
ピアノを弾く時間帯や設置場所、窓に工夫したりピアノ自体にアタッチメントを取り付けることにより音のコントロールすることができます。
防音対策の実際
- まずお家でできることから
- 使用する時間帯を考慮
- ピアノの設置場所に工夫する
- 防音アタッチメントの取り付け
- ピアノの内部に消音システムを導入
- ピアノの背面、底など消音処置を施す
- 本格的な対策
和歌山県田辺市の[[ピアノ調律 、修理は楽器調律センター
▲ページトップへ